うつろいゆく思考スローペースながら,不定期に更新中.学生のための情報発信を目的として始めたつもりが,近況報告に成り下がっている.友人が,読んでいることを伝えてくれるのは有難いのだが,お前の文章は長すぎると言われた.同意するしかない. 2012年4月
震災から1年.いつまでこんな書き出しで始めることになるのかわからないけれども,自分の無知さを棚に上げるとして,震災と関わりある情報に驚かされるようなことが続く限り,変わらない気がする.その中でも気になるのは,原発の使用済み燃料プールの存在だ.余震が起きるたびに心配になる.ごく最近も,東京出張中,深夜に緊急地震速報で携帯電話が鳴り,かなり焦った.冷静に考えればわかることだったが,使用済み燃料は再処理を前提に,原発とは別の安全な場所に保管されているものと勝手に思い込んでいた.それがあの事故でぼろぼろになった建屋にあると聞いて,不安にならない人はどれぐらい居るのだろう.
2011年9月
前の写真は,ある名簿に掲載したら,ホームレスのようだと不評を買った.確かに,半年の間,散髪に行かなかったら,ああなった.下の写真は,別なところに送ったもの.
あの地震から半年が過ぎた.そのおかげで延期した大きなイベントを,予定通り東京で,開催することが出来て,本当に,ほっとしている.真に被災された方々と比較するには全く及ばないけれども,自分の身の回りにもそれなりの影響があり,ものの見方や考え方も変わった気がする.
このページを更新するのは年度末に新しい学生を迎える際にこちらの考えを伝えておこうというときである. 新4年生へのメッセージが毎年そんなに変わることもなかろうと考えて,内容を大きく更新することは想定せずページを作っていた. しかし,当然ながら,実際には時が経てば考え方も大きく変わっていくことに気がつき,「うつろいゆく思考」として自分の思考の変遷を残しておくことも意味が有るかもしれないと思いこのページを独立化した. 2011年3月
日々刻々と変化する社会情勢の中,眠れない夜が続き,少しずつ文章を書き溜めた.改めて読み返すと,色々な意味で,とても公開できるような代物ではなかった.少なくとも,本来の目的からすると,学生が言うところのブラックな研究グループである事を告白しているようなもので,表に出すべきではないのかもしれない.それでも,様々な事を考えながら,自分の内面が表に出る一歩手前のところで,どのように自分を保とうとしているかがよく現れていると,今の時点ではそう思える.私的な経験と個人的な感情に頼る危うい話で,不快に感じる人も少なからずいるであろう事を承知の上で,学生も含め,この文章を読む人は自分に関心がある人だろうから,非常時にこころに渦巻いたことを記録しておくのは,私を知る上で意味があると信じて,多少の修正を加え,アップロードした.
この大地震による災害で亡くなった方々,被災された方々,また,その家族,友人達の受けた苦難,悲しみは計りしれない.津波に街が飲み込まれ,崩壊していくテレビ映像は,CG映像の様で現実感がないように感じるときがあるが,あまりに衝撃的で,たまたま,地震当日の金曜日は休暇で自宅にいたのだが,その週末はテレビに釘付けとなり,ほとんど眠れなかった.それでも,仕事は待ってくれるどころか,この災害のおかげで,どっと増えて,いろいろな意味できつかったが,何とか山は越えたと思っている.
2010年11月
今年の夏はホントに暑かった.例年,9月になると秋の気配を感じるものだが,冷房のない家で眠るのは北海道でも厳しい日が多かった.何年か前にお隣さんはリビングにエアコンを導入.マンションの住人に聞くと,最初から入れているところも少なくないようだ.確かに,北海道の人は暑さに,そして,寒さにも実は弱い.
2010年4月
新年度を迎えて,気分一新と行きたいところだが,年度末の忙しさにかまけて放置した事務処理が全く片付かない.現実逃避でホームページの更新をしようと思い立ち,卒業式のときに撮影した写真でもアップしようとするもデータがどこにあるかわからない.学生にこちらのわかる場所にアップロードするよう伝えたつもりだが,こちらの指示が忘れ去られることにはすっかり慣らされてしまった.というか,自分自身が依頼された仕事が忘却の彼方となることが頻繁に起きるようになり,他人に依頼した作業を確実に実行してもらうには,強い意志を持って,何度もお願いするしかないということを,至極当然なのかもしれないが,認識したこともあって,些細なことに目くじらを立てても仕方がないと思えるようになった.
2010年3月
このページの更新は数ヶ月に一度ぐらいと思って始めたが,年度末に一度がやっとの状況である.ウェブ日記やブログをこまめに書き続けられるのは,自分で生活を規則正しく律することが出来て,かつ,こころに余裕のある人なんだと思う.その昔,教員によるホームページの更新が頻繁なところは研究を蔑ろにしていると揶揄されることもあったが,時代も変わって情報発信は義務となりつつあり,忙しいなどと言い訳している教員に心の余裕が無いのは明らかである.もちろん,研究に忙しくてと答える場合はこころの余裕とは無関係だろう.どちらにしても,更新が滞っていることは学生にとってそのことを教員に質問してみたときの回答は研究室の雰囲気を知る重要な情報となりうると思う.
2009年4月
今年も人の入れ替わる季節で,修士の学生が修了し,新たに博士研究員の人がやってきた.
思いがけず,とある研究プロジェクトの一員に加えていただくことになり,急遽,PDを雇用できることとなったものの,それが決定したのは11月の末.
主要なPD就職口の採用結果が出てしまっった後で人が見つかるのか不安になるも,無理に雇用しなくてもいいとアドバイスを受けていたので信頼できるところに声をかけて候補者を探すと想定以上に応募があり,
その選考には頭を悩ませた.
2008年7月
新年度を迎え,人が入れ替わるこの機会に新しい研究テーマを考えようとしたら,我々のグループを志望する4年生は居なかった.
それなら,既存のメンバーと密に議論が出来ると前向きに行こうとすると,想定外の仕事が舞い込んで,それどころではなくなった.
このウエブサイトの更新も同様.講義のページだけは配布物もあるので毎週更新しているが,その更新も講義前日の夜になりつつあり,危うい状況だ.
2008年2月
今年度の卒業論文・修士論文の審査が終了した.
当グループメンバーは無事に全員合格となりそこに至る道のりについて語れば色々なことがあったことは確かだが,様々な研究発表を聞いて考えさせられた事がありここに記しておく.
2007年3月
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学生の皆さんへひとこと:
2006年3月
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学生の皆さんへひとこと:
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