統計力学Iおよび統計力学演習I(2007年度)受講者のためのページ


期末試験の案内

7月17日(火)13:00−14:30 演習期末試験(出題範囲は第9回以降の内容全て)
9月11日(火)13:00−15:00(予定) 講義期末試験(出題範囲は全範囲,従って,中間試験で扱った内容も含む)

7月17日の試験は演習のための試験であるが,講義の時間に行うことに注意する. 直後の演習の時間に試験内容の解説を行う.講義と演習の評価は独立なので,講義の単位のみが必要な場合は7月17日の試験を受ける必要は無い.

ただし,演習を講義内容と連動して行っている関係上,演習問題とその期末試験の内容を確認しておくことを強く推奨する.


更新情報


このページについて

ここでは統計力学Iおよび統計力学演習Iで使用する配布資料を公開する.
ファイルはすべてPDF形式であり,ダウンロードにはユーザー名とパスワードによる認証が必要である.

配布資料


演習問題

演習問題は毎回テスト形式で行う. 答案の採点は物性物理工学研究室の大学院生(M2)である米沢則史氏が行う.
採点の結果について採点者自ら以下のページでコメントするので結果はそちらを参照すること.

テストの採点結果とその講評(認証が必要)


参考書

統計力学に関する書物はたくさんあるので,自分にあったものを見つけるには時間がかかるかもしれない. しかし,この講義は,教科書こそ指定しないが,何らかの参考書を購入しそれを学習に活用することを強く推奨するので, ここで,鈴浦が講義の準備の際に参考にしているものを列挙しておく. これら以外に手元にあるものはあるが,上記のリストにある文献は講義計画に沿うものとして頻繁に参照していると理解いただいてよい. 順番は特に意味は無い.最初の3つは古典的で私が学生の頃に参考書として挙げられたものだが, 初学者にはやや難しいかもしれない.

ちなみに,統計力学IIでは以下の文献を教科書として使用する.

ひとつの教科書で済ませたいという人はこちらを購入すると良い. 同じような話を2回聞いても無駄と考えるので,私は,なるべく参照しないようにしている. IIを担当する水野先生と相談して,Iでは統計力学の基礎の部分と,その応用として理想気体・磁性体を主に取り扱い, IIでは様々な物理現象に対して統計力学を如何に応用するかという所に力点を置くことになっている.

演習で出される問題を解く際も上記の参考書でほとんど対応できるはず.ただ,統計力学で学部生に計算できる範囲の問題は限られている. それを考えると,それらに手っ取り早く取り組める演習書を購入するのもいいだろう.

これらは,私が学生の頃から使っているもので,今でも手に入るはず. 特に,前者は英訳もなされるほど著名な本で,物性理論を専門とする研究者は一度は必ず手に取っていると思う.

シラバス(北海道大学公式ページ)


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