数理物理学および数理物理学演習(2006年度)受講者のためのページ
更新情報
- 01.31:講義の評価確定.
- 01.29:演習の評価確定.採点結果のページ参照のこと.
- 01.18:第13回問題解答に関する補足追加(学生さんの指摘に感謝).
- 01.15:第13回予習問題差し替え.問題2の方程式に符号の間違いがあった(学生さんの指摘に感謝).
- 01.15:第13回問題事前公開.
- 12.21:第12回レポート課題公開
- 12.18:第11回問題1,2事前公開.
- 12.04:第9回問題1,2事前公開.
- 11.20:第8回予習問題解答差し替え.問題2(2)の固有ベクトルが間違っていた(学生さんの指摘に感謝).
- 11.20:第8回問題1,2を事前公開.
- 11.12:第7回予習と問題を差し替え.電気容量Cの定義が逆数になっていたのを修正.
- 11.12:第7回予習追加,第7回問題を部分的に事前公開,配布資料追加.
- 11.02:第6回予習追加,過去の配布資料追加.
- 10.27:第5回予習追加,予習問題と解答を一体化,第3回予習内における拘束条件に関する微分の符号のミスを修正.
このページについて
ここでは数理物理学および数理物理学演習で使用する配布資料を公開する.
ファイルはすべてPDF形式であり,ダウンロードにはユーザー名とパスワードによる認証が必要である.
成績評価
配布資料
- その1[休講と試験の案内](2006.11.06)
演習問題
- 第1回
[問題] :微分積分と線形代数の復習
- 第2回
[予習]
[問題]:微分方程式の解による解析関数の定義
- 第3回
[予習]
[問題]:条件付極値問題:(2006.10.27:予習修正)
- 第4回
[予習]
[問題]:線形漸化式の解空間
- 第5回
[予習]
[問題]:線形変換とその固有値問題
- 第6回
[予習]
[問題]:差分方程式と微分方程式
- 第7回
[予習]
[問題]:単振動:(2006.11.12:予習修正)
- 第8回
[予習]
[問題]:多自由度の振動:(2006.11.20:予習修正)
- 第9回
[予習]
[問題]:フーリエ解析
- 第10回
[問題]:中間試験1
- 第11回
[予習]
[問題]:弦の振動
- 第12回
[レポート課題]
:デルタ関数とフーリエ変換
- 第13回
[予習]
[問題]
[補足]:波の伝播(2007.01.15:予習修正)
- 第14回
[問題]:中間試験2
演習問題は毎回テスト形式で行う.
答案の採点は物性物理工学研究室の大学院生(M1)である米沢則史氏が行う.
採点の結果について採点者自ら以下のページでコメントするので結果はそちらを参照すること.
テストの採点結果(演習の評価確定:認証が必要)
参考書
- 教養課程の講義で使用した微分積分学,線形代数の教科書.
- 応用数学I,IIで使用した,あるいは,使用中の教科書.
数学的基礎についてはこれらで十分.
よく読むと色々なことが書いてあるはずなので,
復習することでより多くの内容が身につくことを願う.
あえて,推薦せよというなら以下の3冊を挙げておく.
- 「Mathematical Methods for Physicists」, G. Arfken, H. Weber (Academic Press).
- 「振動と波動」,吉岡大二郎 (東京大学出版会).
- 「振動・波動」,小形正男 (裳華房).
1番目は物理数学のバイブルみたいなもので,これだけあれば,おそらく,大半の人には研究で必要な数学はまかなえるのではないかと思う.
洋書をあげたのは2つの理由がある.
ひとつは,研究を始めると英語文献を読むことは必ず必要になるので,多少,わかった内容を英語で読むことにより,英語による用語を学ぶのに最適であること,
もうひとつは,訳本も存在するが分冊となり価格が高いことによる.
2,3番目は比較的新しい教科書である.
表題の通り,振動と波動を扱っており,それに必要な数学的道具立てから丁寧に解説している.
これらは同じ内容の講義で教科書として使用するため執筆されたもので,この講義の思想にも沿った内容であると言って良い.
以下の2つも同じ内容の講義のために執筆され,私自身が受けた講義で教科書・参考書に指定されたもののはず
(記憶に無いがそうとしか考えられない).
これらと比較すると,いかに,上記の本が初学者向けに丁寧に書かれているかがわかる.
もちろん,物理的な内容の豊富さを犠牲にしているので,より発展的な内容を求める学生にはこちらをお勧めするが,
物理が得意でないと思う者は手を出さない方が良い.
- 「振動と波動」,藤原邦男 (サイエンス社).
- 「波動」,岩本文明 (東京大学出版会).
自分自身振り返って,当時,この本に書かれてある内容を理解していたとは全く思えない.
しかし,もっと後で役立つことが多かった.振動・波動現象がこの先頻繁に顔を出すということである.
シラバス(北海道大学公式ページ:別ウインドウが開きます)
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数理物理学
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数理物理学演習
シラバスの内容通りに進む予定だが,進行速度はゆっくりとするつもり.
5章の扱いは相当軽くなる,あるいは,取り扱えない可能性もある.
なるべく多くの学生の理解度が高まることを優先する.
昨年度までの配布資料
講義ノート(2005年)
レポート問題(2005年)
期末試験問題
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